メンヘラにもいろんなタイプのメンヘラがいます
最近いろんな人から
「よしみんてうんことかすんの?」
ってよく聞かれるので今日はその話をしましょうね。
ったくお前ら本当にうんことか好きだな。
まぁ私は脳にウジがわいているメンヘラですが顔はアイドルみたいにかわいいので、その口から摂取された食物がうんこになって肛門から排泄されるということがにわかに信じがたい気持ちはわかります。
率直にお答えすると、
よしみんはメンヘラなのでうんこはしません。
もちろんメンヘラにもうんこをするタイプのメンヘラもいます。
健全な精神と揺るぎなき自己肯定感と嫌われる勇気を持っている非メンヘラの皆さんにはあまり知られていない事かと思いますが、
メンヘラには大きく二つに分けて、うんこをするタイプのメンヘラと、うんこをしないタイプのメンヘラがいます。
今のわたしは後者に入ります。
『今の』、と言ったのは、
実は…わたしも昔はうんこをするほうのメンヘラだった時期がありました。
今だから言えることなんですけど…
ひどい時期には毎日うんこしてる時もありましたね。もうその頃は毎日うんこするのが当たり前みたいになってて。 1日一回では飽き足らず朝晩で2回とかうんこしてました。
本当、何であんなことしちゃってたんだろう。
でもね、あるとき思ったんです。
こういうことは、もうやめようって。
そうだ。人間うんこなんかしなくても生きていけるじゃん。
自分はうんこしないとだめなんだ、そういうやつなんだって、そうやって自分で自分のこと決めつけてた。
寂しかったんだと思います。
うんこするのをやめるのは、正直怖かった。
その頃つるんでた仲間は私がうんこやめるって言ったら、色々言ってきたよ。
「何かノリ悪くなった」とか、「うんこしないやつは仲間じゃない」って離れていく子もいたし、「ダイエットにいいからよしみんもした方がいいよ」って誘ってくる奴もいた。
でもその中に、
「あんたも守るもんができたんだね。もうこんなとこ戻ってきちゃだめだよ。」
って言って送り出してくれた先輩がいた。
「絶対わたしみたいになっちゃだめだよ。」
先輩はうんこをもらしながら言った。
うんこをもらしているが目は真剣だった。
「はい。ここに来るのは今日で最後にします。…クソお世話になりました!!」
私は泣いていた。
私もうんこをもらしていた。
あの日を最後に私はうんこをしていません。
とはいえ私も霞を喰って生きているわけではないので、
食べるものを食べたら出すものは出さねば自然の摂理に反します。
自然の摂理に反しますと生きてはいけませんので、
うんこをやめた私がどうやって排泄行為をしているか、というお話をこれからしていきますね。
ちょっとしたコツさえつかめば誰でもできる方法なので、
自分もうんこやめてみたいなーって思ってる方とか、
うんこしない生活にちょっとでも興味ある方のお役に立てれば幸いです。
まずは普通にトイレに行きます。鍵はちゃんとかけましょう。
(ここまではうんこする人と一緒です。)
洋式便座のふたを閉じます。
(和式トイレの場合はまた違うやり方になるので後日和式トイレ編を書きます。)
そして何か壮大なことに思いを馳せます。利益目的の戦争、飢餓、暴力や差別、どこまでも深い人間の業と、それらをすべて包み込むもっと深い愛についてとかそういったことで結構です。
上手に思いを馳せることができると、全ての報われない魂が排水溝を通って集まってきて、便器の中がどんよりしてくるので便座のふたは絶対に開けないようにしましょう。
(体調を崩したり、悪夢を見たりする事があります。)
その時あなたの心にほんとうの慈悲心が芽生えていれば祝福の天使が現れます。
どこからともなくジャスミンの香りが漂ってきて、アイネ・クライネ・ナハトムジークの音楽とともに天井から白い羽根が降ってきます。光り輝く虹色の銀河が現れる時もあります。
祝福の天使はかわいらしい子どもの姿をしています。天使の背中には真っ白な白鳥のような美しい翼が生えていますので、
両手でその天使の羽をつかみ、天使がひるんだ隙にみぞおちにひざ蹴りを入れて、魑魅魍魎の蠢く便器に流します。
私がトイレ行くと大体こんな感じです。
なのでもし私がトイレ行ってなかなか戻って来なくても、
ぁーよしみんトイレ長いなうんこかなーって思うんじゃなくて
ぁーよしみん今天使の祝福をうけているんだなーって思ってください。